ヨーロッパ編(旅行記)

【本場のイタリア料理を満喫】ミラノでのんびり観光。【2022年ヨーロッパ編⑤】

カイト
こんにちは、カイトです。

はじめに。

2022/7/30-2023/8/16に敢行した、ヨーロッパ旅行に関する旅行記になっています。

今回は、イタリアのミラノでの2022/8/3-2022/8/4の様子を書いていきます。

前回のあらすじはこちら↓

【まるで映画のワンシーン】パリでぶらぶら街歩き(後編) 【2022年ヨーロッパ編④】

カイト こんにちは、カイトです。 はじめに。 2022/7/30-2023/8/16に敢行した、ヨーロッパ旅行に関する旅行記になっています。 今回は、フランスのパリでの2022/8/3-2022/8/ ...

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初日(8/5)

まずはホテルへ。荷物を預けて少し遅めの朝ごはん。

夜行バスを利用して朝の8:30にミラノに到着。

Lampugnano bus stationに到着しました。

まずはスーツケースを預けたい、ということでメトロに乗ってホテルの最寄り駅まで行きます。

ミラノって思った以上に都会でメトロも充実しているんですよね。

ミラノ地下鉄 - Wikipedia
ミラノのメトロの路線マップ。

僕の宿泊予定のホテルは紫色のM5の終点である、Bignami駅。

ということでまずはこの駅を目指します。

ミラノのメトロは入口も出口も自動改札機がついていました。

メトロに関して、

ミュンヘン(入口も出口もゲートなし)→パリ(入口のみゲートあり)→ミラノ(入口も出口もゲートあり)

と、どんどん入場条件が厳しくなっているのはわかりやすい都市間による変化でしたね。

そしてBignami駅から徒歩7分ほど。だいぶローカルな雰囲気のの中に佇んでいる今回の宿泊先、Hotel degli Arcimboldiに到着しました。

この尖っている建物がHotel degli Arcimboldiです。

入口は少しわかりにくく若干焦りましたが、無事中に入ると中は高級ホテルのような雰囲気。

実はこのホテル、4つ星ホテルでこの旅行の中でも一番高級感のあるホテルでした。

尖り具合がえぐい。

しかし、booking.comの割引で運よく、2泊3日で16656円(1晩で8328円)と安い値段で購入することができました!

まあ高級ホテルとはいえ、正直立地があまりよくない(中心街から電車で15-20分くらい)のがこの価格になった原因でもあるかなと感じました。

内装はかなりムーディーで、こんな色のライトにガラス張りのバスルーム(これは結構ヨーロッパのホテルあるある。)はなんかテンションが上がりましたね。笑

とりあえず、ホテルで一休憩し、シャワーを浴びると、まずは少し遅めの朝ごはんを食べに行きます。

時刻は11時過ぎ。Il Forno Di Via Commendaというところにしました。

始めはネットで調べたら出てきた、おすすめのお店(名前は忘れた)に行く予定だったんですよね。

ただそのお店が見つからなかったので、近所をぶらぶらして見つけたこのお店に決めました。

ここでは、ケーキとコーヒーのようなものを頼みました。

こちらで€7,37(¥1031)!

店主のおばさんは気さくですごく優しかったです。

ただこのコーヒーみたいものが、すごく水分を奪う味で、思わず水を追加で購入してしまいました。

おなかを軽く満たせたので、ミラノの市内を散策します。

大聖堂広場に向かって軽く散策。

まず向かったのは、Basilica di Sant’Ambrogioです。

Basilica di Sant’Ambrogio

中は人が少なく、全体をぐるっと見ただけで終わっちゃいました。

にしても、ミラノの街は全体に温かい色合いの雰囲気でした。

褐色っぽい、赤みのあるレンガ上の建物が多く、またこの街並みに加えてじわじわと照り付ける太陽。この日は35℃近くありました。

と言っても日本のようなじめっとした蒸し暑さはなく、ただ暑いだけ。

だから嫌な暑さではなかったですね。

市内はトラムも張り巡らされています。

続いて向かったのは、Basilica San Lorenzo Maggioreです。

ここも中には入らずに外から雰囲気を味わうのみ。

このとき、カバンの中で水が漏れていることに気づき、この建物の前にある階段に腰掛けてて必死にカバンを拭いていました。笑

Basilica San Lorenzo Maggiore

そしてこの後、向かったのは、ミラノで一番有名な建物であろう、Duomo di Milano!!!

ついに到着、Duomo。あたりも散策。

Duomo di Milanoが見えてきました。
近くで見ると、大迫力ですね。
Duomo周辺は広場としても栄えています。

Duomo周辺をプラプラ歩いていると、お兄ちゃんに声をかけられました。

「Duomoに入る予定はないかい?」

どうやら、Duomoのチケットを売っているようでした。

「おお、いいですね。実は少し検討してます。いくらくらいなんですか?」

「オッケーです。我々はDuomo di MilanoRoyal Palace(Duomoの隣にある博物館)をガイド付きで案内します。ガイドは非ネイティブの方のために少しゆっくりめの英語での案内もあります。」

そういってお兄さんが提示した額は、法外に高くはないものの、さすがに僕なら買わないかなという値段。(確か€25くらいだった気がします。)

「ふむ……。考えとくね。」

「おっけー。もし参加する気になったら、あそこにいる美人の受付の子に声を掛けてくれ!」

そう言って去っていきました。無理に買わせるわけでもなく、いい人だったので助かりました。

この後行く、プラハとかでも同じような服装の人が観光プランの声掛けをしていたので、各地の観光地でツアーを主催しているグループなのかなと思います。

その後、ネットでチケットを調べたら、Duomo di Milano(屋上までは階段で行くプラン)+Royal Palaceで€16のチケットがあったので即購入しました。

まずはDuomoの中を観光。天井が高く、思った以上に広かったですね。

ヨーロッパはこういった教会が多いので、入るたびにここはキリスト教の何派なんだろうなー?って考えちゃいます。

まあここはイタリア、カトリックのお膝元。

さすがにここもカトリックの教会よね。聖母マリア像もあるし。

と、調べてみれば、ミラノは世界最大の司教区であるミラノ大司教区を有していてその教区を統括する司教座聖堂らしいです。

それは立派なはずだ。

そして、キリスト教についてももっと調べたくなりました。

カイト
本棚を物色していたら、「キリスト教入門」(著.山我哲雄 岩波ジュニア氏新書)がありました。今読んでいる本を読み終えたら積んであったこの本を読もうと思います。(笑)

その後Duomoを出て屋上に向かいます。

少々迷いましたが、どうやら横から行くみたいです。

階段の入り口はDuomoの横にありました。

僕は階段で行くプランを選びましたが、階段で行く場合はまあまあ段数があるので、歩くのが苦の方はエレベーターで行くプランに変更するのもありだと思います。(+数ユーロ)

屋上に出ると、この通路を進んでいきます。

通路を進んでいくと、比較的ひらけた場所に出ました。

上からの眺めも非常に良かったです。

こう見ると、ミラノも結構高層ビルなんかがあったりするんですね。

Duomoをでて、地上に戻ると今度はRoyal Palaceに向かいます。

Duomoの模型だったり。
中世ヨーロッパを象徴するようなステンドグラスだったり。
たくさんの石碑(?)
カイト
こういうところに来るたびに、自分の浅学さを思い知らされます……。

続いてGalleria Vittorio Emanuele II(ヴィットーリオ・エマヌレーネⅡ世のガッレリア)に向かいます。

まず名前がもうかっこよいですよね(笑)

ここはたくさん飲食店やら高級店が立ち並んでいました。

この、十字路の中心にあるくぼみに踵をつけてくるりと一回転すると幸せが訪れる等、言い伝えがあるみたいで、みんなくるくるくるくる回っていました。

さすがに、一人でくるくるする勇気は……なかったです。

ここでみんながくるくるくるくる。

遅めのランチで本場のイタリア料理を堪能。

おなかがすいてきたのでこのガッレリア周辺でお昼を食べられる場所を探します。

にしても、ミラノの人たちは陽気すぎますね。

レストランを通りかかっただけでも結構声を掛けてくれます。

レストラン前で立ち話をしていると、なんと名古屋を知っている方も!!

みんな東京と大阪、京都くらいしか知らないので感動しました。

どうやら親戚が名古屋に住んでいたみたいです。

まあそこのレストランは少々(というか結構)高そうだったので丁重にお断りして、レストランを探していきます。

お昼はDi Gennaroというイタリア料理店にしました。

頼んだのは、マルゲリータとビール、そして水です。

これで€18,2(¥2548)でした。

ヨーロッパの飲食店はお水が有料なのが結構痛い出費です、、

ピザは文句なしのおいしさ。生地がもっちもちでチーズも伸びる伸びる。

一人で丸々一枚のピザを食べるなんてすごくギルティ―でしたが、一人旅なのだからしょうがない。

美味しくいただきました。

ボーイさんに日本人と?と聞かれ、そうだよと答えると、なんと僕も今度留学をしに日本に行くんだよ!
と言われました。

マジかー!?となり、少し盛り上がり、ボーイさんとは最後にグータッチをかわして別れました。

夕方は公園でゆっくり。

遅めの昼ご飯を食べると、少し北西に移動し、Sforzesco Castleを目指します。

道中、Teatro alla Scala(スカラ座)も通りました。

スカラ座。

中には入らず、外から写真だけ撮りました。

歩いていると噴水が見えてきました。つきました、Sforzesco Castleです。

みんな噴水を取り囲む塀に腰掛けてのどかな時間を過ごしていました。

この城壁を超えると中は広場になっていて、どうやらリサイタルの準備がなされていました。

この施設、ヨーロッパでは珍しく無料のトイレがありました。

ということでありがたくトイレを済ませ、さらに先に進みます。

すると、緑豊かな公園に出ました。

さらに進むと、何やら門のようなものが。

Arco della Paceというそうです。ヨーロッパは本当にどこにでも凱旋門のようなものがありますね。

その後公園に戻り、ベンチに腰掛けてゆっくり休憩しました。

そして休憩がてら、スマホで夜ご飯の場所をサーチしていました。

この日は暑いとは言っても、日陰に入ればぽかぽか陽気で気持ちが良いです。

ミラノの都市部と違い、ここは本当に時間の流れがゆっくりです。

ベンチで読書をする女性や楽器を弾く男性なんかもいました。

たっぷり緑からエネルギーをもらい、都市部へ帰ります。

やはり都市部は活気がすごい、、!

一度ホテルへ戻り、夜ご飯を食べに行く。

いったんホテルへ戻ります。

荷物を軽く整理し、予定していたレストランに向かいます。

中心部から離れた、住宅街っぽいところを進んでお店の前に。

するとお店がありません、閉まってるとかじゃなくて、ない。

これは困りました、ただ、割とGoogleMapあるあるなんですよね、、、

特にコロナもあったのでここ数年で店をたたんでしまった可能性もありますね。

ということで周辺でGooglemapを検索し見つけたPizzeria San Basilioで夜はいただきました。

ウェイトレスさんがすごく美人で、イタリア語しか話せなかったのですが、メニューを頑張って少し英語で説明してくれて、完全に心を打たれてしまいました笑

まずはビールとトマトソースのニョッキそして無料のパン。

トマトソースのベースで非常においしかったです。

食べ終わると、デザートはいかが?と言われて、思わずうんと言ってしまい、ケーキとエスプレッソ、そしてお水を食後にいいただきました。

僕はテラスで食べていたんですが、ウェイトレスさんがタバコを吸いに外に出てきたんですよね。

タバコを吸うだけでも絵になります、もう。

最後はGoogle翻訳を使って少し会話できました。

この時ほど文明の利器に感謝し、イタリア語を勉強しようと思ったときはありません笑

お会計は合わせて€19,5(¥2730)。お昼の値段やパリでの食事代を考えるとだいぶ安く感じました。

この日はそのままホテルへ、ムーディーなバスルームでシャワーを浴び、大学の課題をついに終わらし提出。

とてもハッピーな気分で床に就きました。

2日目(8/6)

まずはたまった洗濯物を洗う。

この日はまず、溜まった洗濯物を片付けます。

googlemapで見ても、ホテルの近所によさげなコインランドリーが見つかりませんでした。

ということでホテルのクラークにどこか近くに洗濯できる場所はないか聞くと近くのショッピングモールにあると言われました。

イタリア語は聞き取れないので、店名をGooglemapに直接打ち込んでもらい、ショッピングモールへ向かいます。

Centro Sarcaに着きました。

思った以上に近代的なショッピングモールでそれこそ郊外にあるイオンという感じ。

目的のコインランドリー屋に到着。

どう見てもクリーニング屋さんですが、まあクラークさんはロンドリーって言ってたから大丈夫か。

そうやって洗濯物を預けると、“ここではアンダーウェアは洗えないです”と言われてしまいます。

“おいおいまじかよ、やっぱここクリーニング屋じゃないかよ!”

値段も覚えていませんが、結構取られました。

そして受け取りは明日の朝と言われ、またここに来なきゃいけないのかとだいぶ萎えました。

結局、下着を洗うために、Googlemapで見つけた、ホテルから徒歩30分以上もかかるコインランドリーに行く羽目に。

ようやく、洗濯も終わり、今日も町へ出ます。

今日もまずは市内観光。

まずは、バザーのようなものがあるとネットで情報を得ていた、Isola駅で降ります。

ここら一帯は高層ビルもあり、新旧入り乱れたような不思議な空間でしたね。

日用品や服なんかが安く売られている通りを一通り歩き、中心街に向かいます。

Isolaのバザー(?)

中心街付近に着いたので、とりあえず、朝兼昼ごはんを食べたいと思います。

こちらのビストロ、Gibeにしました。

店内には有名サッカー選手のユニフォームがたくさんありました。

注文のシステムが始め、よくわかりませんでしたが、どうやらショーケースから商品を選び、はじめに会計。

テーブルで料理を待つという感じでした。

料理はラザニアにしました。€14(¥1960)。

ミラノのレストランは全体的にイタリアにしては高いですね。

午後はまずこちらの美術館に行きました。

Pinacoteca di Brera(ブラダ美術館)です。

ここの美術館、入口がどこかわからな過ぎて、めちゃくちゃ迷子になっていました。

ようやく入口を発見し、入場します。

中世ヨーロッパらしい、彫刻や絵画がずらりと並び圧巻でしたが、朝からの疲れもあり、めちゃくちゃ眠かったです。

途中、美術館の中のふかふかなベンチに座っていると、気づいたら10分くらい寝ていました(笑)

Navigli地区へ向かう。

美術館を出ると続いて向かったのは、Navigliという地区です。

こちらも運河沿いがすごくきれいな街ということだったので、訪れてみたかった場所です。

時刻は17時前ですがまだまだ明るく、すごくきれいな景色でした。

いい意味で、ミラノらしくない、カラフルな建物が沿岸に立ち並び、定期的に運河を走る観光船もいい味を出していました。

歩き疲れたので、近くのカフェで一服。

€6(¥840)でした。

街ゆく人々を横目に、のんびーりチョコラテを飲んでいました。

まあまあくどかったですが、美味しかったです。

再び街を軽く散策。疲れてきたので中心街に戻ります。

中心街に戻り、全力でミラノ最後の夜を楽しむ。

ミラノでやりたいことは大体やりつくしました。

ということで昨日も訪れたSforzesco Castle付近の公園に行き、ベンチでボーっとしていました。

目の前で若者たちがテントを広げ、お酒を飲みながらピクニックをはじめたり、通りゆく人々を眺めたりしていました。

このとき、一人旅の寂しさから、若干ブルーになっていて、

“あー昨日のウェイトレスさんとかせっかく仲良くなったんだからインスタグラムとか、交換しておけばよかったな……”

とかぼんやり考えていました。

そうすると、近くではしゃいでいた、イタリアのティーンたちに声を掛けられました。

どうやら、近くの広場で開かれる、BTS(かな?)のリサイタルに参加する前だったそうです。

日本のアニメやK-popがすごく好きらしく、日本のアニメの話とかで盛り上がりました。

人と話せたことで、ブルーな気持ちも吹っ飛んでいきました。

一人旅とは言えども、人との関わり合いも大事だなあと改めて感じました。

ひとしきり喋り、リサイタルに参加するティーンたちと別れ、また中心街に戻り、夜ご飯を探します。

夜の20時を過ぎてもこの明るさと活気!

どこに行こうか迷いましたが、雰囲気を観て入りやすそうだった、Ristorante Deliciousというお店にしました。

カイト
Googlemapのレビューが多いですが、めちゃくちゃ悪いですね(笑)

シーフードピザとビールを頼み、なんと€25(¥3500)でした、、!!

さすがに今までの、お店たちに比べて高すぎます、ミラノで€20なんて超えたことがない。。。

ピザも美味しかったですけど、まあこの値段の価値があるかと言えば、微妙なところです。

ただ、場所もめちゃ良かったですし、メニューもいろんな言語があったので、完全に観光客の足元を見ているのかなと思いました、、笑

ご飯を食べ、外に出ると時刻は21:30頃。

だいぶあたりも暗くなりました。

昨日は夜のミラノ中心街を歩けていなかったので、今日は夜の街をぶらぶらします。

夜のDuomoも美しい。

ライトアップされたガッレリアもきれいでした。

公園の方にも向かってみます。

公園では、リサイタルの大音量が聞こえてきました。

ひとしきり散策を終えると、駅に行きホテルに向かいます。

駅では、(酔っぱらった?)おば様がたがコーラスをし始めて、おおイタリアらしいなあと感じました。

3日目(8/7)

ホテルをチェックアウトする前に、昨日クリーニングに出した、服を取りに行きます。

ついでにスーパーで朝ごはんを買いました。

おいしそうな食べ物がいっぱい並んでました。

ここからアップルパイといつものオレンジジュースを選び、ホテルで食べました。

パパッと朝食を済まし、ホテルをチェックアウト。

メトロに乗ってミラノ中央駅を目指します。

イタリアの新幹線の改札はまさかのフリーゲート。

チケット等を見せずに簡単に通過することができました。

今回乗るのは、イタリアの新幹線、赤い兎ことItaroです。

この電車に乗って約2時間弱。フィレンツェに向かいます。

(フィレンツェ編に続く。)

【イタリア中部。トスカナ地方のメイン都市】フィレンツェでメディチ家の足跡をたどる。【2022年ヨーロッパ編⑥】

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