今回は、プライス・フリーズという方法を用いて航空券を買う方法、メリットや注意点について話していきます。
この、プライス・フリーズというサービスはTrip.comというサイトが運用している方式なのでどこでも適用されているサービスではないということを最初に断っておきます。
目次
プライス・フリーズってなんだ?
まず、プライス・フリーズについて説明していきます。
価格が変動するチケットを購入する際に買ったタイミングでの値段で一度仮押さえをし、一定期間寝かせることが出来るサービス。
その期間に値段が下がれば、その値段で購入することが出来るのが特徴。また値段が上がった場合でも、はじめに購入した値段のみを支払うだけで済むという画期的なサービス。
基本的にメリットばかりのサービスです。
値段が下がれば、その下がった値段で、値段が上がっても上がった分の値段は払わなくていいわけです。
デメリットとしては、チケットが売り切れた場合は前金で預けた保証金が返ってこない点です。
これに関しては、
直前に買う、ハイシーズン(夏休みやクリスマス等)のチケットを買う
場合じゃなければそこまでリスクじゃないのかなという気もします。
また、期間内に支払いをし忘れた場合も保証金が無駄になるので注意してください。
ちなみにプライス・フリーズの仕組みについては以下の記事で詳しく解説しています!!ぜひ参考に読んでみてください。↓
プライス・フリーズのメリットとデメリット。そして注意する点。
まずはメリットです。
- 航空券を安く買えるかもしれない点。
- 航空券の支払いを遅らせることが出来る点。
次にデメリット(注意点)です。
- 期間内に必ず支払いをすること。(期限が過ぎても自動的に購入されるわけではない!)
- 期間内にチケットが売り切れた場合はお金が無駄になる点。
- チケット代が爆上がりした場合は補償が効かない点。
1つ目に関しては実際に僕が勘違いをしていて、保証金分の計13150円を無駄にしてしまいました。
値段が下がってなくても、期間中には必ず購入しましょう。
もちろん、払う値段は変わりません。
2、3つ目はリスクが低いと思います。
よっぽど、需要が上がるシーズン(夏休みやクリスマスなど)のチケットを直前に購入しないかぎりはこういったことは起こりにくいと思います。
プライス・フリーズを使った際の一連の流れ。
まずは購入する。
まずは、チケットの購入からです。
この際に重要になってくるのが、プライス・フリーズを適用するを選択するということです。
今回は購入の例として、12/9の成田からロンドンまでの片道航空券を見ていきます。
まずはTrip.comから条件に合ったチケットを選択します。
今回はこの価格順で一番安く出てきた66110円のチケットで見ていきます。
写真①で選択のボタンをクリックすると写真②にあるタブが出てくるので、このタブにある予約をクリックします。
そうすると、写真③にあるように、チケットの購入画面に移ります。
ここで写真③の赤枠で囲った、プライス・フリーズを適用をクリックします。
そうすると、以下の写真④-⑥にあるような確認画面に移ります。
ここで写真④で丸で囲われた部分(現在の価格/プライス・フリーズ保証金/価格固定期間/最大補償額)をしっかり確認しましょう。
その後に写真④、⑤にあるように個人情報を入力し終わると、支払い画面に移ります。
ここで実際に支払うのが、保証金と書かれている額です。
この例では、12220円ですね。
プライス・フリーズ期間中。
この期間中は、Trip.comのサイトやアプリを見て現在の航空券を確認する期間です。
安くなったら、すぐに購入ボタンを押しちゃいましょう!
今回は、僕が実際に利用したチケットを用いて説明します。
僕は今回、成田-シンガポール間の航空券とシンガポール-シドニーの航空券を2週間の価格固定期間を適用して購入しました。
価格固定期間は航空券によって自動的に決まっています。(僕の場合は2週間)
僕が購入した際の金額は
成田-シンガポール→19050円(7240円)
シンガポール-シドニー→23360円(5910円)
でした。
このカッコ内の値段は、前払いする値段(保証金)です。
基本的にチケットは値上がってばかりでした。
アプリでは、自分の予約券の確認画面からプライス・フリーズした航空券を確認することが出来ます。
写真⑦の青枠で囲ったボタンをクリックすると写真⑧のような詳細な情報が出ます。
写真⑦の赤枠で囲った部分のように残り〇日と知らせてくれるので、この期間内に確実に購入するようにしましょう!
期間内に購入しないorこの期間中に売り切れた場合(他の人が購入してしまった)は保証金がパーになるので注意してください。
値段を決めたら。
写真⑦にあるBook Flight(航空券を購入)をクリック。
差額分を追加で振り込めば、購入が完了です!
本当に値段は下がるの?
これに関してはチケットの種類によりますが、僕の購入したチケットの場合は下がりませんでした。
始めは値段上昇し、僕の見た範囲では最大+1050円くらいになりました。
※ちなみに補償の範囲は、
- 成田-シンガポール→+14280円
- シンガポール-シドニー→+14280円
でした。
その後いったん値段は下がりましたが、最低でも、+0円。つまり元の値段と同じ。
その後はまた上がりました。
ということで僕の場合は値段的に得はしなかったですね。
まとめ
プライス・フリーズについて何となくイメージは湧きましたか?
少しでも、安く航空券を購入したい方はぜひ利用を検討してみてください!
そして、利用する際は必ず期間内に支払いを済ませるようにしましょう!