ヨーロッパ編(旅行記)

【イタリア中部。トスカナ地方のメイン都市】フィレンツェでメディチ家の足跡をたどる。【2022年ヨーロッパ編⑥】

カイト
こんにちは、カイトです。

はじめに。

2022/7/30-2023/8/16に敢行した、ヨーロッパ旅行に関する旅行記になっています。

今回は、イタリアのフィレンツェでの2022/8/7-2022/8/9の様子を書いていきます。

前回のあらすじはこちら↓

【本場のイタリア料理を満喫】ミラノでのんびり観光。【2022年ヨーロッパ編⑤】

カイト こんにちは、カイトです。 はじめに。 2022/7/30-2023/8/16に敢行した、ヨーロッパ旅行に関する旅行記になっています。 今回は、イタリアのミラノでの2022/8/3-2022/8 ...

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初日(8/9)

Itaroに乗ること約2時間、フィレンツェに到着。まずはホテルにチェックイン。

15時前。ミラノからItaroを使って2時間ほどでフィレンツェに到着しました。

italo(イタロ) 所要時間・料金体系 | ヨーロッパ鉄道チケット・鉄道パス予約 欧州エキスプレスMAXVISTA
地図で見るとこんな感じ。(https://www.ohshu.com/euro/train-guide/italo.html参照)

スーツケースを置きたかったので、まずはホテルにチェックイン。

ホテルは駅から徒歩10分ほどの好立地。

フィレンツェは道路が結構ぼこぼこしていて、スーツケースを引いて歩くのが結構大変でした。

着きました、今回泊まるのは、Hotel Argentinaです。

街の景観に染まった少しレトロな雰囲気のホテルです。

さっそくチェックインをします。パスポートを見せると、クラークさんに言われました。

「あなた、21歳なの!?、高校生くらいかと思ったわ。」

どうやらだいぶ若く見られたようです。

アジア人は幼く見られるというのは、どうやら本当みたいです。

その後、市内mapを渡してくれて、さらにおススメのレストランまで教えてくれました。

青字でおすすめのレストランを書いてくれました。

クラークさん曰く、今はスマートフォンで気軽にマップを見れるから、ホテルのマップもいらないと、断られることが多いみたいです。

まずは遅めのお昼ご飯を食べる。

ホテルを出るとまずは、Itaroで隣に座っていた、ローマ出身の大学生がすすめてくれた、All’Antico Vinaioというサンドウィッチ屋さんに行きます。

その子曰く、フィレンツェに行ったらみんなそこに行き、Instagramに上げるくらいには、話題の(?)お店らしく、とても楽しみです。

着きました。そしたら16時ごろにもかかわらず、めちゃくちゃ並んでいました。

中に入ると、たくさんのメニューが(しかもイタリア語で。)

本当に何もわからなかったので、直感で読みやすそうな名前のサンドイッチをおーダー。

目の前でお兄さんがパンにハムを挟んで作ってくれました。

サンドウィッチをゲットしたのは16:30頃。もはやお昼ご飯かどうかも怪しいです。

ちなみに僕がオーダーしたのは、ハムとトマトがぎっしりのサンドウィッチでした。

値段は€7(¥980)でした。でもこの値段の価値は十分にありました。

とにかくハムが美味しかった。結構、塩っ気が多いハムだったんですが、それがパンとの相性抜群。

また、その塩っ気に対してトマトがいいアクセントになっていて。

本当に本当に食べてよかったです!

実はフィレンツェがある、トスカナ地方はハムが有名らしいんですよね。

さすが有名なだけあります。

フィレンツェに来ることがあれば、是非行ってみてください!

結構ボリューミーでだいぶおなかが満たされたので、本格的に市内観光をします。

市内を練り歩く。

まず目指したのは、市内でもひときわ存在感のある、Cathedral of Santa Maria del Fiore(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)です。

この日は快晴とはならなかったのが、非常に残念です。

大聖堂の隣にあるのが、Giotto’s Bell Tower(ジョットの鐘楼)です。こちらは中にも入って、登ることもできるようでした。

Piazza della Repubblica

Piazza della Repubblica(共和国広場)という広場ではメリーゴーランドのようなものもありました。

ここから、少し中心部から離れた、丘の上にある、Piazzale Michelangelo(ミケランジェロ広場)を目指します。

こんな道を進んでいきます。
川を越え、丘付近に来ると道も急こう配になってきました。
丘の途中地点です。
この坂を上って、ミケランジェロ広場に着きました。

こう見ると、やはり大聖堂の存在感が大きいですね。結局市内から歩いて30分はかかりました。

同じ距離をかけて帰ると思うと少し憂鬱ですが、仕方ないので帰ります。

途中疲れたのでジェラート屋に行き、イタリア初ジェラートを堪能しました。

Bar Ristorante Queen Victoriaです。

チョコクッキー味を頼みました。味は美味しかったです。

これが€10(¥1400)もしましたが、とにかく量が多くて、最後の方は胃もたれをしてしまいました。

ちなみに時刻は19時前。食べている時間もまあまあクレイジーです。

そのまま、市内中心部に戻り、夜ご飯屋へ向かいます。

大満足の夜ご飯。

夜はあらかじめ、行きたい店が決まっていました。

Ostaria dei Centopoveriというところです。

ここは、もともとYouTubeで見つけて絶対行きたい!と思っていたところです。

ここは、ランチメイン2皿+水+赤ワイン(デキャンタ)でなんと€11(¥1540)で食べれるんですよね!!

ただ、次の日はお店は閉店しているとのことで、今回は初日の夜に行くことにしました。

ちなみにここは、ホテルのクラークさんも個人的におすすめなところだと言って、教えてくれたレストランです。

ということでお店の前に行くと、たくさんの人が待っていました。

“うお、これは結構待つのか……!?”

なんて思っていたら、2-3分ほどでお店の人に声を掛けられます。

どうやら1人はすぐに案内できるとのことで、ほぼ待つことなく店内に入れました。

つい1時間前に特大ジェラートを食べた後だったので、正直あまりおなかはすいていませんでしたが、チーズとハムの盛り合わせ、パスタ、赤ワイン、水を頼みました。

水と赤ワイン、付け合わせのパンは爆速で届きました。

ワインがデキャンタはありがたい。味もまろやかで非常に飲みやすかったです。

パンをつまみに赤ワインを飲んでいると、ハムとチーズの盛り合わせが届きました。

本日二度目のハム、やっぱりトスナカ地方のハムは最高です。

チーズは若干臭みがあり、好き嫌い分かれるのかな?と感じましたが、ワインに合うのでワインがどんどん進みます。

しかし、もうこの時点で結構おなかはいっぱいでした。

続いてメインのパスタが来ました。

完全にワインのペース配分を間違えてしまい、この時点であまり残っていません。

やらかしました、、、

美味しかったのはもちろんですが、とにかく最後は自分の満腹度との闘い。

何とか完食しきり、お店を出ました。

値段は、€28(¥3920)でした。思った以上にかかってしまいましたが大満足でした。

隣の人たちがおそらく名物であろうステーキを食べていて、すごくおいしそうだったので、次回行く機会があればそれも食べてみたいです。

この日は、おなかがいっぱいすぎてもう歩けなかったので、ホテルにまっすぐ帰宅。

なぜこんなに寒いのでしょう、、、。

2日目(8/8)

まずは、川沿いを散歩。ミケランジェロ広場付近の庭園を目指す。

この日は市内中心部から出て、まずはミケランジェロ広場の方へ向かいます。

川沿いを歩いていきます。
今日も橋を渡って向こう岸へ。

The Boboli Gardens(ボーボリ庭園)付近に着きました。

するとここで急な大雨が。

近くの軒下で雨宿りをしていると、隣で同じく雨宿りをしていたスペインから来たという、親子3人組(お母さん+姉妹)と仲良くなりました。

結局、ボーボリ庭園に入るのは諦め、親子たちと一緒に観光することにしました。

雨も止んだので、坂を下り街の方へ戻ります。

ここら辺一帯はいかにも住宅街といった雰囲気でした。

この日は月曜日ということもあって、ほとんどのmuseumが閉まっていたのは非常に残念でした。

Pitti Palace(ピッティ宮殿)も残念ながら閉館。

お母さんに写真だけ撮ってもらいました。

こちらはCappella Brancacciです。

教会で、妹は結構十字架を切っていることが多くて、文化の違いをすごく感じました。

お母さんが、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼をするんだって、ずっと言っていたのも印象的でした。

ただおかあさんはスペイン語しか話せなかったので、ずっと娘に通訳をさせてました、、(笑)

大聖堂の方へ戻ってきました。

仲良くなった親子たちは、ホテルでお昼があるということだったので、ここで解散しました。

僕もおなかがすいてきたので、取り急ぎお昼ご飯を食べられる場所を探します。

お昼を食べ、行けてない部分をどんどん散策。

お昼はOsteria del Proconsoloというところにしました。

メニューから、フィレンツェスペシャルなる、ピザがあったのでこちらを注文しました。

これが、またすごくおいしかったです。

トスナカのハムに、モッツァレラチーズ(?)、そしてもちもちの生地のピザ。

この日はワインを我慢しましたが、思わずワインを飲みたくなる、そんな美味なピザでした。

値段は€18(¥2520)でした。

お昼を食べると、まだ訪れていない西側の方へ行ってみます。

こういった、味のある路地を抜けていきます。

Basilica of Santa Croce in Florence(サンタ・クローチェ聖堂)に着きました。

近くで見ると、装飾が凝っていますよね。

その後は東へ戻り、駅の方へ向かいます。

この日も暑かったので、ミラノで二度目のジェラートをいただきます。

I Gelati del Bondiでティラミスのジェラートを購入。こちらは€3(¥420)でした。

その後は、

駅付近の様子。

駅前広場にそびえ立つ、Basilica of Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)は、サンタ・クローチェ聖堂と非常によく似ていますね。

Basilica of Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)

だいぶ歩き疲れたので、一度ホテルに戻り、休憩します。

12℃は寒すぎたので今朝、わざと冷房を切ってホテルを出たら、なんと帰ってくると10℃に設定されていました。寒すぎます、、

フィレンツェの夜景を観に行く。

ホテルを出て、もう一度駅前にやってきました。

ここで、午前中一緒に行動していた親子と合流し、一緒にミケランジェロ広場から夜景を見ることに。

大急ぎでミケランジェロ広場に向かいます。

途中、Cappelle Medicee(メディチ礼拝堂)を通りました。

20時過ぎに、ミケランジェロ広場に着きました。いい時間になってきましたね。

人もいっぱい集まっています。

坂に人が集まってきています。
みんなが写真を撮っていました。
最前列に来れました。いい景色です。

階段に座って、日没を待ちます。

20時半ごろ。まだ日は出ています。
21時前。街灯がつき始めました。
なかなか真っ暗にならなかったので、中心地の方へ戻ります。

丘を下ってきました。

街の方に戻り、ピザをテイクアウト。みんなで食べました。€4(¥560)でした。

あたりはだいぶ暗くなっていました。

最後に夜の市内を散策。

街を歩いていると、Ed Sheeranのshape of youが聞こえてきました。

音に誘われていくと何やら、ヴァイオリンのリサイタルをやっているようです。

大盛り上がりでした。

夜のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂ジョットの鐘楼です。
夜の街。
夜の駅前の様子。
夜11時前でも人はたくさんいました。

3日目(8/9)

朝を食べ、街をぶらぶら。

この日はフィレンツェ最終日。

ということで、朝は10時過ぎにホテル近くのカフェで軽くいただきました。

Bianco Cafe€2,6(¥364)でした。

最後に市内を軽く散策。

どうやって干したんだろう、、、。
この日は快晴!人もたくさん!

最後にコスパ最強のランチ発見。

昼ご飯は、Trattoria Il Contadinoです。

たまたま散策中に発見したんですが、ランチセットが非常に安く、行くのを決めました。

メニューです。

€9だとメインを1品、€12だとメインを2品選べるみたいで、メインは左の枠から選ぶ形です。

カイト
イタリア語は読めませんが、雰囲気からこれくらいのメニューを読み取る力はつきました(笑)

水とワインもついて、これで€9(¥1260)でした。安すぎます、、、

ちなみにパンは無料でついてきます。

Itaroに時間まで待つ。

電車が来るまではまだ時間があったのでもう少し散策をし、カロリーを消費します。

この日はほんといい天気でした。
サンタ・クローチェ聖堂も人がたくさん。

ホテルで荷物を受け取り、駅へ向かいます。

駅付近のごみ箱。なんとごみ箱をダイレクトに持ち上げ、そこをパカッと開けて(自動で)、ごみを回収する方式。

思わず笑ってしまいました、、(笑)

14:30すぎ。Itaroに乗り込みヴェネツィアへ。

この日はヴェネツィアへの移動日です。

電車は今回も、Itaroを使います。

この日の席は、なんと広々とした対面の4人掛け。

今回の座席!

前には赤ちゃん連れのイギリス人&ドイツ人夫婦(どうやらハネムーンらしい。)

隣には、(多分イタリア人?)女性の方が。

約2.5時間かけてヴェネツィアに向かいます。

(ヴェネツィア編続く)

【写真を撮る手が止まらない。】水の都・ヴェネツィアはまるで迷路でした。【2022年ヨーロッパ編⑦】

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