旅のあれこれ

【意外と広い】Scootに実際乗ってみて感じたこと。【航空会社レビュー】

カイト

こんにちは、カイトです。

初めての飛行機、特にLCCを使った航空券を購入し、実際に搭乗するのは少し勇気がいりますよね。

LCCに関しては、会社によってはネットでの情報も少なく、買うだけでも苦労します。

ということで今回の記事では、先日おこなったオーストラリア・シンガポールの旅行の際に利用した、Scootのレビューをしていこうと思います!

カイト

ちなみに僕はこの旅行でScootに2回乗りました。

メモ

この記事は2023年春での情報をベースに書いています。

Scootって?どんな航空会社なの?

Scootはシンガポール航空傘下の格安航空キャリア(LCC)です。

シンガポールのシャンギ国際空港を拠点に、東南アジアを中心に便を運航しています。

そのほかにも、日本オーストラリアヨーロッパ(アテネ・ベルリン)にも便を運航しています。

2023年春現在、日本からヨーロッパに行けるLCCがScootくらいなので、特に安くヨーロッパ旅行に行こうとしている人からは非常に重宝されています。

またLCC全般に言える注意点でもありますが、マイルは貯められないので注意しましょう。

手荷物を10㎏持ち込める!

LCCを使う際にネックになってくるのが、手荷物の重さ制限だと思いますが、この点においてScootは非常に優秀です。

多くの航空会社では、オプションなしの荷物制限は7㎏です。

しかしScootではHPにもある通り、なんと機内持ち込みできる重さがデフォルトで10㎏なんです!

カイト

僕自身、前回のシンガポール・オーストリア旅行では預入荷物なしでバックパックのみで敢行しましたが、この手荷物の重さ制限のゆとりには非常に助けられました。

これの7㎏か10㎏かの差が結構大きいんですよね。

10㎏あれば、だいたいのバックパッカーの荷物は収まります。

日本語も対応!HPが見やすい。

HPでは日本語の設定もできるので、比較的簡単に航空券を検索・購入できます。

チケットはオンラインでの発行で、購入後にメールにてe-ticketが届きます。

何か旅行会社を通さないかぎり、

チケットを取りに行く

チケットが家に発送される

ということはないので要注意です。

Scootは日本人の利用客も多く、基本的にはサービスもしっかりしているので、旅行に慣れている人には十分おススメできる航空会社です。

ただ、たまに急なフライトの変更があったりCAが日本語をしゃべれない(ことが多い)など完全な初心者が使うのは少しリスクがあるかもしれません。

是非自分のポテンシャルと、旅の経験等と照らし合わせながら利用を検討してみてください。

カイト

後述しますが、僕はシンガポール-シドニーのフライト時刻がサイレント変更されていました。

ここからは、実際に乗ってみて感じたこと等を経験ベースで語っていこうと思います。

実際の乗り心地は?

さっそく機内に乗り込むと、非常に激しいポップな音楽が流れていました。

カイト

日本の航空会社とは大違いでした。(笑)

自分の座席を見つけ、荷物をしまうと自分の座席に座ります。

シートピッチは思った以上に広めでした。

座席に座ってまず思ったのは、そのシートピッチの広さでした。

機内での足元の様子。
足をのばしても十分にスペースがありました。

というのも僕の乗ったScootは2回とも3-3-3の座席方式で、おそらく機材はボーイング787

普通にJALやANAなんかでも使われることもあるような中型の機材です。

足元が十分に広かったので、2回ともフライト時間が6-8時間ほどありましたが、フライトは全く苦ではありませんでした。

げんこつもこんな感じで入りました。

モニターはなし。全体に使用感のある機内でした。

LCCあるあるだと思いますが、Scootにはいわゆる液晶モニターはありませんでした。

正面はこんな景色でした。

モニターがない飛行機に乗ったのはこれが初めてでしたが、なかなか新鮮でした。

カイト

LCCはこういった部分で節約ができるわけですからね。

そして少し気になった点と言えば、機内の古さでしょうか。

おそらく、割と使い古された機体をScootが安価で買い入れて使用していると想像しますが、やはり走行中の音とかの面において少し不安になるときもありました。

特に僕が最初に乗った、成田-シンガポール間では外が大雨だった影響でかなり機体のエンジンの方から激しい轟音が度々、聞こえました。

最後機内から出るときも、窓側の席の一部で天井から水滴がほんの少し、ぽたぽた滴っているのも気になりました。

とは言っても、飛行機に乗っている以上、どの飛行機に乗っても事故になる確率はあるわけです。

僕は普通にこれからもScootは使っていきます。

ただ、

音とか揺れなどに敏感で、そういうのが怖い!

という方は避けておく方が無難かと思います。

もちろん機内食もなし。

LCCであるが故ですが、機内食等の機内サービスは基本的にありません。

カイト

くれるのは、紙コップに入れたお水くらいでしょうか。

ただ、頼めばもちろんドリンクもフードも食べたり飲んだりできます

各座席にはこういった、メニューが付いています。

機内販売ということでかなりお高めの値段ではあるので、節約をしたい方はここで買うのを控えて、搭乗前に免税店で飲み物や食べ物を購入しておくことをおススメします。

またチケットを購入の際に、スクートPlusというオプションをつけると食事も付いてくるので、これを利用するのもありですね。

スクートPlusの主な特典。

・広々とした座席。

・受託手荷物は30kgまでOK, 機内持込み手荷物は2個(計15kgまで)OK

・機内食付き。

・Wi-Fiは30MB、内でもネット利用可

スクートPlus等、おすすめのチケットや購入方法に関しては、下の記事を是非参考にしてみてください!

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急なフライト変更も。【これはLCCの宿命。】

これもたまに起こります。

正直、起こること自体はしょうがないですし、想定内です。

アクシデントが起きた際に大切なのは、どういう対応をしてくれるかです。

僕は前述の通り、シンガポール-シドニーのフライトが、深夜2:00から早朝5:00に変更になりました。

この一番上に赤線で引いたのが僕のフライトです。Re-timedとなっています。

正直、今回の遅延に関しては対応がよかったと言えば、少し疑問符が付きます

何より一番困ったのが、遅延したことがどの方面からもアナウンスされなかった点です。

カイト

空港でのアナウンスもなし、Scootからのメールもなしでした。

ボーディングゲートが開く予定時刻の1:15になっても開かなかったときはめちゃくちゃ焦りました。

幸い、周りにはおそらく同じ飛行機に乗る予定の人ばかりだったので、そのたちの様子を見ながら過ごしていました。

ただ、周りの人たちの落ち着き具合を見ていると、遅延で焦るのは日本人くらいで、海外では日常茶飯事といったところでしょうか。

とにかく、フライトがキャンセルになっていなくて本当に良かったです。

こういったトラブルはLCCではつきものなので、延期/運休の可能性も十分あることは頭に入れておきましょう。

またこういうトラブルに、柔軟に対応できるスケジューリングを組むのもLCCでは大切です。

まとめ。

長くなりましたが、Scootのレビューを自分の体験ベースで語っていきました。

まとめると、

まとめ

LCCとしては充分に信頼でき、利用する価値がある

完全な初心者にはおすすめできない。が、旅慣れている人にとっては値段も含めて十分に使いやすい。

・シート幅は広いが、機材は古め

・手荷物が10㎏まで持ち込める!

といった感じです。

是非この記事を参考にして、Scootの利用を検討してみてください!

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