

こんにちは、カイトです。
みなさん、リスニングは得意ですか?
僕の周りでも、TOEICのリスニングの点数が上がらない……と嘆いている子が多いです。
リスニングテストは、慣れてしまえば安定して点数が獲得できる一方で、初めは苦戦する人も多いと思います。
僕自身、高校生の頃からリスニングが苦手で、初めて受けたTOEICのテストでもしっかり勉強したのにリスニングが365点(73.7%)でした。
しかし、そこからTOEICにおけるリスニングテストのコツをつかんだことで、415(83.8%)→400(80.8%)→435(87.9%)と安定して8割は取れるようになってきました。
特に最後の435点の際は大学での実験レポートが忙しすぎて、リスニングはノー勉でした。
しかしこれから書いていくポイントを意識して試験に取り組んだ結果、リスニングで高得点を獲得でいました!
ということでこの記事では、リスニングテストの点数を爆上げするテクニックをみなさんに伝授したいと思います!
目次
はじめに。
まずこの記事は、2023年3月現在におけるTOEICのリスニングの形式に則って書いていきます。

TOEIC自体、問題形式が年々マイナーチェンジしていきますからね。
2023年3月現在、TOEICのリスニングでは、
・Part1:写真描写問題
・Part2:応答問題
・Part3:会話問題(ダイアローグ形式)
・Part4:説明文問題(モノローグ形式)
で構成されています。
これ以降、Partの話をした場合、上の枠組みで話していると思ってください。
そしてTOEICのリスニングをするうえで一番大切なのは、前提として設問者は意図的に引っ掛けようとしているという意識を持つことです。
わかりやすい、簡単な問題が答えになることはほとんどありません。
問題を解く際は直接的な選択肢を選ばずに、しっかり考えて答えを選ぶことを心がけましょう。
それではここから、Partごとにテクニックを紹介していきます。
【Part1】モノだけで見ない。【重要度★★】
まずは写真描写問題におけるアドバイスです。
写真描写において大切なのは、写真にある“モノ”に反応し過ぎにないことです。

具体例を用いて考えてみましょう。

この写真ではどんな選択肢が想像されますか?
・会議をしている。
・テーブルの上にコーヒーカップが載っている。
・女性の一人がパソコンを打っている。
・テーブルの上に資料が並んでいる。
くらいが想定できますね。
写真描写問題を解くうえで大切なのは、情景全体として捉えることです。

こういう問題では、どうしても写真にある“モノ”にフォーカスして覚えてしまいがちですよね。
“モノ”にフォーカスしすぎないのがポイントです。
先ほどの例で行くと、
コーヒー・パソコン・男性2名と女性2名・資料
という単語が印象的な単語でしょうか。
もしこういった単語のみにフォーカスして設問を聞いていると、その単語から勝手に作られた文を選んでしまう恐れがあります。
今の例で言うと、
・男性が資料を手にしている。
・女性が3人で話している。
・男性がコーヒーを飲んでいる。
という例文があった場合、単語のインパクトに引っ張られて、正解の設問と悩んで誤って誤答を選んでしまう恐れがあります。
なので写真を見たら単語だけでなく、情景全体をイメージすることを心がけましょう。
【Part2】選択肢に惑わされない。安易な推測をしない!【重要度★★★】

これがこの記事で一番伝えたい、ポイントになります。
みなさん、リスニング問題を解くうえでは設問の5W1Hを意識していると思います。
ただこの5W1Hに対する回答の幅を狭めすぎると、設問者の意図にはまってしまいます。

どういうことでしょうか。
ここからは具体的に例題を使って解説していきます。
例えば、以下の質問の答えを考えてみましょう。
Q.Tomが来るのは何時でしょうか?
このとき回答者が想定する答えは、○○時だという回答のはずです。
そして、回答者は必然的に数字に意識を集中させて聞くはずです。
じゃあこのとき読み上げられた選択肢が以下の場合だったら、みなさんはどう答えますか?
A.12階です。
B.Bobに聞いてください。
C.14時に終わります。
設問が問題用紙にかかれていたり、日本語での問題だったら迷わずBを選択するでしょう。
しかし現実は違います。全ての情報を耳から取り入れるわけです。
このとき、多くの人がAとCで悩んで、Cを選ぶはずです。
なぜか。僕たちは時間、特に数字に注意を払ってリスニングをしています。
だからどうしても数字の選択肢を選んでしまいます。
大切なのは、答えを明言しない場合もある、むしろその方が多いということです。
今回の例で行くと、
Q.Tomが来るのは何時ですか?
A.Bobに聞いてください。 (答えを明言しない!)
という答えをちゃんと想定すること。
大切なのは5W1Hに関して、答えの幅を狭めすぎないことです。
5W1Hの答えは、
・When/What time→数字(日時や時間)
・Where→場所
・What→物
・Which→どちらか
・Who→人
・How→方法
だけではありません。
・わかりません。
・○○に聞いてください。
・明日にはわかります。
というような答えだってあるわけです。
問題を聞いて安易に回答を推測せずに、ちゃんと考えて答えましょう。
【Part3,4】設問を先に読んで、状況をイメージする。 【重要度★】
このPart3,4では、ある状況下に関するストーリーが進んでいきますよね。

空港でのやり取りだったり、電話で何かの予約をしたり…。
そのシチュエーションを事前にわかっているか否かで、文章を聞いたときの理解度はぐっと変わります。
そして事前に設問を読むことで、そのシチュエーションを推測することが出来ることがあります。
以下の設問を見てみてください。(TOEICのHPから引用した、Part3のサンプル問題の設問です。)

この設問を見ただけで、とりあえず女性が電話で話しているというシチュエーションは思い浮かぶはずです。
さらに踏み込んで選択肢を見れば、自分の購入した商品に関してネガティブな意見を述べているのかなあという想像までできます。
設問の(A)(B)(C)に使われている動詞、cancel/complain/redeemという動詞がすべてネガティブな意味ですよね。その目的語に何かしらの“モノ”(order/product/gift card)が来ているので、その商品やら注文に関して何かしらネガティブなアクションを起こそうとしているとわかるわけです。
よくリスニング問題のコツで事前に設問を読みましょうということを言われると思います。
先生に言われて、とりあえず設問を事前に読んでから問題を解いている人も多いはずです。

僕自身も、リスニングのコツを紹介したサイト等で事前に設問を読んでから問題を解こうということが書かれていたので、高校生の頃なんかはとりあえず設問を読んでからスクリプトを聞いていました。
しかし、ただ設問を読んでいるだけでは全く意味がありません。
大事なのは、設問からどういう状況で、どういった会話がなされるのかを予想することです。
そういう情報を頭に入れたうえでスクリプトを聞くことで、Part3とPart4の正答率はグンと上がります。
【Part3,4】各設問の5W1Hだけでなく、主語(余裕があれば動詞と目的語も)を見る意識を持つ。 【重要度★★】
先ほどの章でも述べた通り、Part3,4を解くうえで、設問の5W1Hは意識していると思います。
しかし、それだけでは足りません。逆に作問者の引っ掛けに引っ掛かる可能性があります。

イメージだけではわかりにくいと思うので、具体的な設問を使いながら説明していきます。

例えばこの問題。
非常に設問も選択肢もシンプルで答えやすそうですよね?
こういう形式の問題で落とし穴になりがちなのが、“誰が”働いている場所なのかというところ。
例えば、こういう問題で想定されるシチュエーションは、
話し手がコールセンターから、聞き手に電話をしています。
そしてその聞き手はホテルにいて、レストランの予約をしているという状況。
今回はThe speakerが働いている場所を聞かれていますが、選択肢にはこのやり取りの聞き手に関する場所も入っているはずです。
そうなった場合、場所にだけ注目してスクリプトを聞いてしまうと、どの場所を答えればいいのか、わからなくなってしまいます。
なので、5W1Hに注目するだけでなく、その対象となる人やモノ、すなわち主語(目的語)までしっかり目を通すことが大切になってくるわけです。
まとめ。
ということで、今回は知っているだけで点数が爆上がりする、TOEICのリスニングを解くコツをPartごとに紹介していきました。
まとめ
・モノで捉えない。写真全体を情景として認識すること。【Part1】
・選択肢から安易な推測をしない。5W1Hの質問に関して明確に答えないという正解もあることを知ること。【Part2】
・設問からどういうシチュエーションでの出来事なのかを予想すること。【Part3,Part4】
・各設問の5W1Hだけでなく、主語(や目的語)までしっかり目を通すこと。【Part3,Part4】
最後に伝えておきたいのが、これはあくまでテクニックであるということです。

残念ながらこのノウハウを知っているだけでは、点数は上がりません。
これを使いこなさないことには点数は上がりません。
この記事を読んでなるほどなあと思った方は、公式問題集等を使ってこのテクニックを意識しながら問題演習をしてみましょう。
是非、自分のモノとして身に付けて、TOEICのリスニング試験に臨んでみてください!
リスニングの点数が爆上がりすること間違いなしです!