この記事では、観光目的(3か月以内の留学)でオーストラリアに行く人に向けて、必要な書類や各種手続きの方法を簡単に紹介していこうと思います。
入国時には、ETASが必要!
結論から言います。
オーストラリアへの入国には、ETASと呼ばれる書類が必要になってきます。
一方でVISAの申請は必要ありません。(滞在期間が90日を超える場合は必要になります。)
ESTA(Electronic System for Travel Authorization:電子渡航認証システム)とは、渡航者の適格性を判断する電子システムで、入国に際して登録しておかなければならないものです。
アメリカ(ESTA)、カナダ(eTA)、オーストラリア(ETAS)など、一部の国では導入がすすめられている。
この渡航認証システムで事前に登録をしていないと、入国することが出来ません。
発効には20オーストラリアドルかかるのでその点も認識しておいてください。
ETASの申請方法
この電子渡航認証はアプリ一つで完結することが出来ます。
・iOS版
アプリをインストールすると、まずはパスポートの登録と本人確認をする必要があります。
パスポートのICチップをスマホに読み込ませ、スマホのカメラ機能を使って本人確認を行います。
パスポートの登録及び本人確認が終わると、次の質問が飛んできます。
・旅行代理店か否か。(Are you a travel agent?)
この記事を読んでいる多くの方は個人で旅行を手配をしていると思うので、ここはNoを選択しましょう。
すると、画面が切り替わると思うので、真ん中にある+New ETAを押してETAを発効していきます。
そこからは情報をどんどん入力していきます。
①Applicant's Personal Details
この項目では、出生国(Country of birth)と偽名(Alias)か否かを聞かれます。
自分のパスポート名が本名なら、Aliasの項目にはNoをつけましょう。
②Applicant's Home Infomation
ここでは電話番号、住所、名前、性別、結婚の有無を入力します。
③Applicant's email address
ここではメールアドレスを入力します。
④ETA type and location
ここでは、旅行(Tourist)か仕事(Business)かと申請者か否か(Are you the applicant?→Yes)、現在の居住地を問われます。
⑤Declaration
ここは誓約書の項目です。
⑥Criminal convictions
ここは犯罪歴の有無です。犯罪歴がない方はNoを選択してください。
⑦Domestic violence
ここでは簡単に訳すと、1つ目がDVで訴えられたことがあるか、2つ目がDVを受けたことがあるかを聞かれています。
自分の状況を基にYes/Noを答えてください。
⑧Intended Address
最後にオーストラリアでの詳細な連絡先について聞かれます。(The applicant's contact details in Australia)
宿泊予定のホテル、あるいはオーストラリアに住む知り合いの住所を書きましょう。答えられない(宿泊先をまだ決めていない等)場合はその理由を英語で書きましょう。
以上で手続は終了です。
最後に20オーストラリアドルをオンライン支払いすることで完了です。
まとめ
オーストラリアへ渡航予定の方は必ずETASを発効しましょう。
発行し忘れることで飛行機に乗れなかったり、入国拒否を強いられてはせっかくの観光が台無しです。
発行自体は一日以内でできますが、面倒な手続きが続くので渡航が決まれば早めに申請することを強く勧めます。